デジタルサイネージのレンタルが開始。

デジタルサイネージとは、表示と通信にデジタル技術を活用して平面ディスプレイやプロジェクタなどによって映像や情報を表示する広告媒体のことです。別名として、電子POPや、ダイナミック・サイネージ、イルミネーション・サイネージなどがありますが、すべて同等のシステムの呼称です。デジタルサイネージは、デジタル通信でいつでも表示内容を受信が可能で、多様な映像広告を展開することができます。その他の利点としては、第一に設置場所の地域性を考慮した設定を行い、その特定層に焦点を絞った広告メッセージが発信できます。その他にも、通信ネットワークを使ってリアルタイムな操作が可能ですので、最新情報や設置場所に即したリアルタイムなキャンペーンなどの情報発信が可能です。また、ポスターやロールスクリーンと違って張り替える手間が省けるという利点もあります。デジタルサイネージを広告・販促ツール以外に使用するところもあります。たとえば、ホテルのコンシェルジェ(案内係)のような案内・相談ツールとして利用したり、駅や空港での案内板・学校や会社内、地域でのコミュニケーションツールとしても使用が可能です。今後は、立体映像技術や映像に合わせた香りを放つ装置の開発、携帯電話との情報の連携などが計画されています。

2013年12月20日に、凸印刷とPC・周辺機器レンタルのダイヤモンドレンタルシステム(DRS)が共同でデジタルサイネージ機器のレンタルサービスを2014年1月初旬から開始すると発表しました。凸版印刷とダイヤモンドレンタルサービスの協業とオペレーションの合理化により、従来のレンタルサービスと比較して約20%のコスト削減が実現できるそうです。レンタルサービスでは、利用期間1年未満の「短期レンタル」と、利用期間1年~3年程度の「長期レンタル」があり、機器に関しては、イーゼル型(画家がカンバスを固定する時に用いる三脚のようなもの)、キオスク型とも呼ばれる縦型インフォメーション端末、コミュニケーションテーブル、透明サイネージなどが選択可能とのことです。凸版印刷では、今後の展開としてデジタルサイネージの導入を検討する企業への提案を進め、さらにラインアップの強化・デジタルデバイスとの連携など、今までにない新たなコミュニケーションメディアの創造を目指すと発表しています。この他、2013年6月17日には、大日本印刷とオリックスレンテックが協業してレンタルサービスを開始すると発表しています。先ほど既述したように、デジタルサイネージの活用範囲は公共施設だけでなく、高速SAや、大学のキャンパス・インフォメーションなど活用範囲が拡大し、今後益々、レンタル事業が拡大していくものと思われます。